ダイレクトボンディングについて 3
メリット:歯の全周削るかぶせものとは異なり、健全な歯質を可及的に残すことができます。また治療にかかる通院回数も少なくなります。
デメリット:経年的にコンポジットレジン部の光沢が失われてきたり、健全歯とコンポジットレジンの色調の不調和が出たり、することがあります。その場合は、再度研磨することで、多くの場合審美性を取り戻すことができます。レジンの耐久性にて脱離、破折があります。
画像は、治療後のものです。
[85] 院長 (2019/10/10 Thu 17:36)
ダイレクトボンディングについて 2
1日目、レントゲン検査・診査・口腔内写真・模型作成
模型上にて診断用ワックスアップを行い、シリコンパテを作成します。
口腔内でシリコンパテをガイドとして充填を行います。
2日目、ガイド用シリコンパテを使用して充填、研磨(30分から60分)
(充填箇所が小さければ即日充填を行います。)
画像は、模型上にて診断したものです。
[84] 院長 (2019/10/10 Thu 17:35)
ダイレクトボンディングについて 1
最近、治療希望が増えてきたダイレクトボンディングについてお話をします。
歯の一部が虫歯や歯並びにより、欠損がある場合、健全歯質の量やかみ合わせにもよりますが、多くの場合はコンポジットレジンと接着の技術で審美的に回復する可能性があります。治療は接着する部分の健全歯質を一層削除し、接着処理をした後、コンボジットレジンの形を整えながら積み重ね、光照射により硬化させます。その後研磨をして仕上げます。
画像は治療前のものです。
[83] 院長 (2019/10/10 Thu 17:34)
新規設備紹介
歯科治療を行うにあたり、診断はとても重要です。当院では歯科治療に必要な診断のために、パノラマ、セファロ(頭部X線規格写真)のレントゲン撮影ができます。
パノラマ: デジタルレントゲンは従来のフィルムタイプに比べ情報量が格段に多く、より鮮明な画像であるため正確な診断ができます。X線の被爆量も、従来のフィルムタイプに比べ最大で1/10の線量で撮影が可能です。
セファロ:矯正治療を行う際に、顔面、頭部の撮影をして分析・診断します。また、経時的に撮影して骨格の成長の変化や歯の移動を観察します。
患者さんへの身体の影響を少なくできるように、放射線の照射量が非常に少ないデジタルレントゲンを使用しています。
[82] 院長 (2019/10/07 Mon 15:09)
3Mix-MP法について
3Mix-MP法は「3種類の抗菌剤を使って病巣を無菌化する治療法で、無菌化された病巣は治ることを邪魔するものが無くなるので、組織修復がおこる。」という概念です。
これは病巣を無菌化し、生体レベルの組織修復を図るという、病巣無菌化組織修復療法といいます。
3Mix-MP法の使用薬剤は
Metoronidazol(メトロニダゾール)
Minocycline(ミノサイクリン)
Cyprofloxacin(ジプロフロキサン)
メトロニダゾールは深部う蝕象牙質中に多く存在する偏性嫌気性菌に、ミノサイクリンとジプロフロキサンは通性嫌気性菌や好気性菌に対して有効と言われています。
MP(マクロゴール、プロピレングリコール)
上記の抗菌剤を幹部の隅々まで効率よくいきわたらせるものです。
3Mix-MP法のメリットは
1. 歯を削る量が少なくてすむ可能性がある
2. 歯の神経を取らずに、残せる可能性がある
3. 副作用は現時点で報告されていない
4. 歯を削る量が少ないので、痛みが出る可能性が低くなる
一度来なる方はカウンセリングをお勧めします。
[81] 院長 (2019/08/08 Thu 12:09)
障害者歯科医療研修会
平成30年11月23日(金祝)に学術研修会に参加しました。
演題は「内視鏡下嚥下機能検査について」で、講師は公立大学法人九州歯科大学口腔保健学科 教授藤井 航先生でした。
今後増える高齢者の嚥下機能の低下を判断できる検査について勉強しました。
明日からの診療に参考にしていきます。
[79] 院長 (2018/11/29 Thu 10:52)
学術講演会
平成30年11月17日(土)に学術研修会に参加しました。
演題は「小児期の歯の外傷について」で、講師は日本大学松戸歯学部小児歯科学講座 清水 武彦先生でした。
元気な子供さんに起こる、転倒などからの歯の脱臼についての処置について勉強しました。
明日からの診療に参考にしていきます。
[78] 院長 (2018/11/29 Thu 10:48)